人に書く文章

わたしは自分の文章が上手いとか、魅力あるとか思ったことは
一度たりともない、のですが。
それでも誰かが何か感じてくれるのは
母のおかげかな〜と思います。
そう、わたしの作文行為のお師匠様は母なのです。


しかしわたしの母は文を書くエキスパートなのか、といえばそうではなく。
本は読まないし、自分で文を書くことも一切しない人なのです。
でも生きて行く上の知恵や人の心の動きを読むこと、
に長けてる人なんだよね〜


小さい頃、作文の宿題が出たとき、わたしは母に感想を求めました。


「ここに『いろいろあって』って書いてあるけど、
 読んだ人はその『いろいろ』ってなーに、って思うんじゃない?」


「『おもしろかったです』って、どうおもしろかったか書くと
 読む人はナルホドって思うんじゃないかな〜」


「試しに『嬉しい』って言葉を使わないで
 嬉しかったことを書いてみれば?面白い表現ができるかもよ」


などなど。
人に読まれるための文章
心の動きを書くための文章
を書くことを教えてくれました。


大きくなってからは自分が書いた文章を
母に見せることはしなくなりましたが
今この日記を母が読んだらなんて言うかな〜なんて思ってみたり…(´∀`)


いや、見せませんけどね。

テキストファイルにメモしていた文章。
こう書くのは簡単だけど、実践すると難しい。
http://big-bad-bingo.com/log/eid421.html より。